『インデペンデンス・デイ』第3弾すでに構想中!地球飛び出し、銀河系間の旅へ
映画『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督が、第3弾の構想を明かした。第1弾から20年ぶりの続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は先週末に全米公開となったばかりだ(日本公開は7月9日)。
地球に攻めてきた侵略者と人類の戦いを描く同シリーズ。第2弾は前作から20年後を舞台に、デイビッド・レヴィンソン役のジェフ・ゴールドブラム、ブラキッシュ・オーキン博士役のブレント・スピナーなど第1弾のメンバーが集結した上、『ハンガー・ゲーム』のリアム・ヘムズワースふんするパイロットのジェイクら新たなキャラクターも登場する。ヒラー大尉は死去したという設定で、第1弾で彼を演じたウィル・スミスは出演していない。
第3弾についてエメリッヒ監督は「銀河系間の旅になるよ」とシリーズが新たな段階に到達することをEmpireに明言。「第2弾からは1~2年後という設定になるだろう。20年後、とかじゃなくてね。第2弾のキャラクターをもっと描いていきたいんだ。特に今回の若いキャラクターたち、そしてジェフとブレントもね。このメンバーを一緒に描くのは楽しいと思う」とメインとなる登場人物についても展望を語った。
このシリーズは絶対に自分で監督したいようで、エメリッヒ監督は「僕が第3弾を監督するかって? もちろんだよ。絶対に他の人にやらせたりしない」と言い切っている。もともとエメリッヒ監督は『インデペンデンス・デイ』の続編は2部構成にしたいと明かしていたが、2014年に米20世紀フォックスがゴーサインを出したのは1作だけだった。
第2弾『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の全米オープニング興行収入は、速報値で4,160万ドル(約45億7,600万円)と若干苦戦気味。アメリカ国外でどれだけ稼ぐことができるかに、第3弾製作のゴーサインが出るか否かがかかっているといえるだろう。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)