ユアン・マクレガー、SW信者の質問にウンザリ
映画『スター・ウォーズ』エピソード1~3で若きオビ=ワン・ケノービを演じたイギリスの俳優ユアン・マクレガーがParadeのインタビューで、出演が取りざたされる『スター・ウォーズ』シリーズについて自身の意見を語った。
昨年末に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でオビ=ワンの声を担当し、続編やスピンオフ作品への出演が期待されているユアンだが、熱狂的な人気を集める同シリーズについて思うところがあるようだ。
『スター・ウォーズ』ファンから続編などへの出演について質問され続けているというユアンは「ジョージ・ルーカスと一緒に映画を作れてよかったよ。伝説的シリーズに参加できて満足さ。でもハッキリ言って『それだけ』だよ」と話し、「正直言って『スター・ウォーズ』へのファンの狂信ぶりは理解できない」と続ける。
エピソード3とエピソード4の間のオビ=ワンを描くスピンオフはあってもいいと考えているそうで、「『また出たい?』と聞かれたら『喜んで出る』と答える」というユアンだが、「同じ質問を聞かれすぎて、答えすぎて、僕がディズニーにスピンオフを作るように要請しているって批判されたんだ」と苦悩を明かす。「聞かれたことに答えているだけなのに『仕事がない僕が仕事を求めている』って思われることもあって……。とても屈辱的だよ」と胸中を語る。
仕事がないわけがなく、1996年の大ヒット映画『トレインスポッティング』の続編や、エマ・ワトソン主演で実写化される『美女と野獣』など、話題作への出演で忙しい日々を送っている45歳のユアン。「僕が出演する『スター・ウォーズ』作品がこれからあろうがなかろうが、どっちでもいい。でも『スター・ウォーズ』ファンから『出たい?』と聞かれたら『出たい』と答える。それが今の僕の気持ちだよ」と世界的大ヒット作の話を締めくくった。(編集部・海江田宗)