マジで最高!『はじまりのうた』監督最新作の音楽シーンを先行公開
日本でも口コミで話題を呼んだ『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督最新作『シング・ストリート 未来へのうた』の公開に先駆け、劇中の音楽シーンが公開された。
映画『シング・ストリート 未来へのうた』特別映像「A Beautiful Sea」
1980年代のアイルランドを舞台にした本作は、音楽映画の傑作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』を生み出したカーニー監督の半自伝的青春ドラマ。デュラン・デュラン、a-ha、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど当時のヒット曲と共に、さえない日々を送る14歳の少年・コナーが一目ぼれした年上の自称モデル・ラフィーナを振り向かせるため、仲間とバンドを組み、音楽に没頭していくさまを描く。
80年代バンドの楽曲はもちろん、最高なのが主人公が歌うオリジナル曲の数々。今回公開されたのは、派手なメイクやファッションをしたコナーらが、海辺で「A Beautiful Sea」という曲のミュージックビデオを撮影するシーン。途中、ラフィーナが泳げないのに海に飛び込み、コナーが「なぜ飛び込んだの?」と聞くと「作品のためよ。何でもハンパはダメ」と答える印象的な場面だ。
コナーを演じるのは、アイルランド全土で半年にわたって行われたオーディションで、数千人の中から選ばれたフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。彼のみずみずしい歌声と演技に心奪われること間違いない。(編集部・中山雄一朗)
映画『シング・ストリート 未来へのうた』は7月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開