「銀魂」実写化に賛否…それでも作者のコメントに期待アガる
週刊少年ジャンプで連載中の人気コミック「銀魂」が小栗旬主演、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督、ワーナー・ブラザース映画配給で実写映画化されることが1日、正式発表され、ネット上ではさまざまな反応が飛び交っている。
「銀魂」は2004年より連載が開始し、単行本発行部数累計5,000万部を超える大ヒット漫画。舞台はパラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった主人公・坂田銀時と、銀時とひょんなことから出会った仲間の身に起きるさまざまな事件を描いていく。
「銀魂」の実写化は以前よりうわさされており、ネット上では「マジで銀魂実写化すんのかーーーい」「銀魂実写化まじだったんかい」「ネタじゃなかったのか(^-^;」と話題沸騰。同時に「鋼の錬金術師」「東京喰種トーキョーグール」など近年続く人気コミックの実写化に、「銀魂までも実写化か…」「なんでも実写化にしないでほしい」など否定的な声も上がっている。
しかし、原作者の空知英秋は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になります」「コケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」などとコメントしており、「空知先生のコメント読んだらなんだか楽しみになってきた。実写化は実写化で楽しもうかな」「先生に一緒に死んでもらいますとか言われると一周回って観たくなってきた」と肯定的なファンも。
また、これまでも『ルパン三世』『宇宙兄弟』『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』といった人気コミックの実写映画に主演してきた小栗と、「勇者ヨシヒコ」や『HK/変態仮面』シリーズなど独特のコメディーセンスに定評のある福田監督に期待する声も上がっている。果たしてどのような作品になるのか。公開は2017年。まだ発表されていない他のキャストも気になるところだ。(編集部・中山雄一朗)