「ハンニバル」製作者の新ドラマ “アフリカの物語の神”役決定
テレビドラマ「ハンニバル」を手掛けたブライアン・フラーによる米Starz局の新作ドラマ「アメリカン・ゴッズ(原題) / American Gods」に、オーランド・ジョーンズとオミッド・アブタヒがキャスティングされたとDeadlineなどが報じた。
同ドラマは、英作家ニール・ゲイマンの小説「アメリカン・ゴッズ」をテレビシリーズ化したもの。北欧やインド、アメリカンインディアンなど、世界中の神話に登場する古き神々と、金、テクノロジー、セレブ、薬物などを愛する現代文明から生まれた新しい神々の戦いを巡るストーリーとなっている。
アフリカの物語の神アナンシ/ナンシーを演じるのは、テレビドラマ「スリーピー・ホロウ」でフランク・アーヴィングを演じたオーランド。彼もウェンズデー(イアン・マクシェーン)同様に、新たなアメリカと新たな神々を崩壊させようと躍起になっているという。
また、テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」「HOMELAND」などで知られるオミッドが、優しく、悲しげな、ひどい扱いを受けている外国人サリムを演じるとのこと。彼は不幸な星のもとに生まれ、添い遂げることのできないカップルの片割れでもあるという。第1シーズンの複数エピソードに登場し、第2シーズンからはレギュラー入りするオプションがあるそうだ。
同ドラマには、ジリアン・アンダーソンが新しい神々のスポークスパーソン、“メディア”役で登場するほか、ローラ・ムーン役に映画『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』のエミリー・ブラウニング、シャドウ・ムーン役にテレビドラマ「The 100/ハンドレッド」でリンカーンを演じたリッキー・ウィトルがキャスティングされている。(澤田理沙)