綾野剛、首絞めアフレコ!? FF愛が爆発!
5日、都内にてフルCG映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』のワールドプレミアイベントが行われ、本作で声優を務めた俳優の綾野剛が“FF愛”の熱さのあまり、汗だくになりながら演じていたことが明かされた。この日は、共演の忽那汐里も登壇した。
本作は、全世界で人気を誇るRPG「FINAL FANTASY」シリーズの最新作「FINAL FANTASY XV」と同じ世界、時間、キャラクターによる、もう一つの物語を描いた映像作品。綾野は、王直属部隊“王の剣”隊員の主人公ニックス、忽那は世界の浄化を担う“神凪(かんなぎ)”の巫女ルナフレーナの声優を務める。
「FINAL FANTASY」の大ファンである綾野は、今回のオファーに対して「一ファンとして嬉しかったけど、そんな話が来ること自体に戸惑い、恐怖でした」と作品に対する思いの深さや、声優初挑戦という立場からくるプレッシャーを感じていた様子。
一方で、アフレコの時々にスタジオで綾野とすれ違っていた忽那は、アフレコの2日目にまるでシャワーを浴びたかのように汗だくで首にタオルを巻いて、のぼせ上がった表情をしていた綾野と遭遇したエピソードを告げると、綾野は「少しでも自分の表現を近づけられるよう、腰を沈めて構えながらやらないと間に合わなかったんです」とアグレッシブに取り組んだことを明かす。激しく動いてみたり、絞首シーンでは実際に自分で首を絞めたりととことん役に向き合っていたんだとか。
また、同作のRPGシリーズはすべて制覇したという綾野は、その世界に自分がいるとしたらと問われると、「やっぱり“たまねぎ剣士”ですかね。でも“暗闇の雲”、強いんですよね…シックスでは“ティナ”に恋していました」と登場キャラクターの名を連発し、かなりの「FINAL FANTASY」オタクっぷりを露呈。そんな綾野を横にして忽那は、目が点になり言葉もない様子だった。(取材・文:桂伸也)
映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』は7月9日より全国公開