レベッカ・NOKKO、80年代描く映画に共感!
ロックバンドREBECCAのNOKKOが5日、都内で行なわれた映画『シング・ストリート 未来へのうた』公開直前イベントに出席し、80年代のアイルランドを描いた本作の感想を語った。
同作は、『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』などのジョン・カーニー監督が、自らの青春時代をベースに描いた新作。80年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない14歳の少年コナーが一目惚れした少女を振り向かせるためにバンドを組んで音楽活動に没頭する姿が、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムなど当時のヒット曲とともに描かれる。アイルランド全土で半年にわたってオーディションが行われ、フェルディア・ウォルシュ=ピーロが主役に抜擢された。
この日が初めての映画イベントで少し緊張気味だというNOKKOは作品の感想を聞かれると「すごく良くできていました。音楽は秀逸。お見事!」と絶賛。「どこか懐かしくて温かみが伝わってくる。観ていて『この気持ちわかる』って思いました」と語り、80年代の音楽が詰まった青春映画を堪能した様子だった。
また、2000年に再結成したREBECCAのバンド活動については「昨年ライブをやったら歓声がすごくて感動しました。崖から飛び降りるつもりでワイヤーを使って飛んだんですよ」とコメント。今後については「何が実るか分からないけど、耕すことって大切。とにかく耕す!」とポジティブにコメントしていた。(取材・文:福住佐知子)
映画『シング・ストリート 未来へのうた』は7月9日、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイント渋谷ほか全国順次公開