とんねるず憲武『ファインディング・マーリン』を提案
とんねるずの木梨憲武が6日、都内で行われた映画『ファインディング・ドリー』七夕プレミアに出席し、次回作として自身が声優を務めるニモのパパ・マーリンが主人公の『ファインディング・マーリン』をリクエストした。イベントには、日本語版声優の室井滋(ドリー)、上川隆也(ハンク)、中村アン(デスティニー)も登壇した。
本作は、大ヒット映画『ファインディング・ニモ』の1年後の世界を舞台に、忘れん坊のドリーがニモとマーリンをはじめ個性豊かな新しい仲間たちと一緒に「唯一忘れなかった」家族を探す旅に出かける感動の冒険物語。
翌日の七夕にちなみ、七夕飾りに願い事を添えて披露することになった木梨は「『ファインディング・マーリン』あるかな~!」と発表し、「(主役が)ニモからドリーにいっちゃったんで、多分ディズニー(配給)とピクサー(製作)さんたちは、今度はパパでストーリーを作ってるんじゃないか……」と深読み。
物語の展開としては「マーリン、死す」を想定しているそうで、「お父さんがいなくなってもニモがしっかりするというストーリーになるんじゃないかな。いろんな人たちに助けてもらって大人になっていく。どうでしょう?」とニッコリ。しかし上川から「ファインディング(発見)にならないですね……」とツッコまれると、「じゃあここは(編集で)切っていただけますか?」とおどけて会場を沸かせた。
室井も「映画が大ヒットして続々編でドリーがまたみなさんと会えますように」と次回作に期待を込めながら、「タコのハンクが7本足で登場しますので『ファインディング・ハンクの足』『ファインディング・デスティニー』とかもありますよね」と提案。そして、「これ1本でこれからやっていこうと思っているので、どんどん続けてくださると助かります!」と笑っていた。
この日は、夏の風物詩となりつつある金魚の祭典「アートアクアリウム展」とのコラボレーションが実現し、ナンヨウハギ(ドリー)とカクレクマノミ(ニモ)で制作した美しいスペシャルアートアクアリウムが初お披露目。アートアクアリウムアーティストの木村英智が本展の見どころを解説したほか、本作の日本語版の海洋生物監修を務めたさかなクンも登場し、海洋生物の知られざる生態などを説明した。(取材/錦怜那)
映画『ファインディング・ドリー』は7月16日より全国公開