有村架純、朝ドラヒロインの反響怖かった オーディションなしの心境つづる
脚本を手掛ける岡田惠和の熱望もあり、直接オファーという形でNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインに抜てきされた女優の有村架純が、6日更新した自身のブログで心境を告白。「皆さんの反応も怖くて素直に喜んでいいものなのか正直わからなかったです」と率直な気持ちを明かしている。
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2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子ふんする春子の若き日を演じ、一躍人気若手女優の仲間入りを果たした有村だが、当時の役もヒロインのオーディションを受けて得たもの。また今回の「ひよっこ」では、「あまちゃん」と異なりドラマの“顔”となるヒロイン役ということで、さまざまな気持ちが彼女の中にあるよう。有村はブログで「朝ドラはオーディションという印象があり、かつて私も受けた経験があります。報告を受けた時は驚きましたし、すごくすごく嬉しかったです」とつづると、「その反面、果たして本当に私で良かったのか」と悩んだことを振り返る。
だが、脚本の岡田や菓子浩プロデューサーからの期待を一身に受けた彼女の気持ちは、すでにある方向に固まっている。有村は「こんなチャンスをいただけることなんて二度とない、やってみなきゃわからない、とことんぶつかっていきたいと思いました」と意欲を示し、「茨城県の良さもドラマを通してお伝えできるように精一杯頑張ります」と意気込んでいる。
「ひよっこ」は2017年4月3日から放送開始。全156回予定。今年だけでも映画『僕だけがいない街』『アイアムアヒーロー』『夏美のホタル』『何者』に出演し幅広い役柄に挑戦している有村が、本ドラマでは東京オリンピックが開催された1964年に生きる女子高校生を演じる。(濱島裕)