名作ばかり!『タクシードライバー』撮影監督に生涯功労賞
映画『タクシードライバー』『レイジング・ブル』など数々の名作の撮影監督を務めたマイケル・チャップマンが、カメリメージ・フィルム・フェスティバルで生涯功労賞を授与されることが同フェスティバルの公式サイトで報じられた。
同映画祭は、ポーランドの都市ブィドゴシュチで11月12日~19日まで開催され、チャップマンはパネル・ディスカッションやワークショップなどにも参加する予定だ。
チャップマンは1935年ニューヨーク生まれ。カメラ・オペレーターとしてスティーヴン・スピルバーグの映画『JAWS/ジョーズ』に参加。その後、マーティン・スコセッシとタッグを組み始め、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』で頭角を現し、さらに『ロストボーイ』『ゴーストバスターズ2』『ハリソン・フォード 逃亡者』などヒット作も手掛けた。そして、トム・クルーズがブレイクする前に主演した『トム・クルーズ/栄光の彼方に』で監督デビューも果たし、監督としても4作のメガホンを取った。2004年には、全米撮影監督協会から生涯功労賞を受け、『テラビシアにかける橋』を最後に撮影監督を引退している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)