コウノトリの赤ちゃん配達が禁止…だと…?『トイ・ストーリー』アニメーター新作が11月公開
「赤ちゃんはどこから来るの?」と子供たちが純粋な目で尋ねるたびに、大人たちが解説してきた「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」という“コウノトリ伝説”をテーマにしたアニメーション映画『コウノトリ大作戦!』が、11月3日に日本公開されることが決定した。同作の監督は、ディズニー/ピクサー作品の『トイ・ストーリー』『Mr.インクレディブル』のアニメーター、ダグ・スウィートランドが務めている。
初監督作『マジシャン・プレスト』で第81回アカデミー賞の短編アニメ映画賞にノミネートされたスウィートランド監督が仕掛ける本作の主人公は、ずばりコウノトリ。「コウノトリ宅配便社」に勤めるNO.1配達員のコウノトリ、ジュニアは、思わぬ手違いで誕生した人間の赤ちゃんと出会ってしまう。しかし会社は、昔のある事件をきっかけに「赤ちゃんのお届け」を禁止し、小包の配達などの売上重視の方針を掲げていた。だがその状況を知りつつも赤ちゃんにメロメロになってしまったジュニアは、会社に内緒で赤ちゃんを人間界に届けることを決心する。
今回同時に公開された特報映像では、コウノトリ伝説の説明後、一緒に忍者ごっこができる弟が欲しいと願う少年・ネイトが、「パパ、ママ、僕、弟が欲しい」と両親にドキッとする質問を投げ掛けるところからスタート。ネイトが書いた「赤ちゃん申込書」をきっかけに、ジュニアや赤毛の少女チューリップが赤ちゃんのためにと飛行機で大空を飛び回ったり、オオカミから走って逃げたりと大冒険を繰り広げる。
製作総指揮には、『LEGO(R)ムービー』のフィル・ロード&クリストファー・ミラーが参加。また脚本は『ザ・マペッツ』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』などのニコラス・ストーラーが執筆している。(編集部・井本早紀)
映画『コウノトリ大作戦!』は11月3日より全国公開