『きっと、うまくいく』監督×主演が贈る!常識ナシ男が生む奇跡
2013年に日本で公開されてスマッシュヒットを記録した、歌と踊り満載のハッピー映画『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督と主演のアーミル・カーンが再びタッグを組んだ映画『PK』の予告編が公開され、常識のまったく通じない男が大きな奇跡を起こしていく様子が明らかにされた。
真の友情や幸せな生き方、競争社会への風刺を描いたボリウッド映画『きっと、うまくいく』は、ストーリーの豊かさや脚本・構成の緻密さ、そしてその明るい内容が、多くの日本人の心に響いた。そんな作品の監督と主演が贈る新たな作品の主人公は、まったく常識のない男・PK。黄色いヘルメットをかぶり様々な宗教の飾りを身に着けてチラシを配布する彼に興味を持ったテレビ局勤務のジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、取材を進めていくうちにPKから途方もない話を聞き……。
今回公開された予告編でまず描かれるのはPKがどれほどの“常識ナシ男”であるか。インドと日本の文化の違いなど軽く飛びこえ、お金の使い方すら知らないPKの珍妙な服装は誰が見ても常識ナシ! と断定することができ、ヒンディー語で「酔っぱらい」を意味するPKの名前を、街の人々は迷惑そうな顔で呼んでいる。そしてそんなPKはやがて「ある大切な物」を見つけるために何でも知っている「神様」を探す旅を始めることとなる。
「こうなったら全部の神様にお願いしよう」と決意して宗教の飾りをつけまくったPKが、ネタを探していたテレビ局員のジャグーと出会うことで思わぬ方向にストーリーは進んでいく。突拍子もないPKの発想にジャグーが徐々に引きつけられていくのと同じように、アメリカ批評家サイト「Rotten Tomatoes」もPKに魅了され、90%の好評価を本作に与えている。(編集部・海江田宗)
映画『PK』は10月29日より全国公開