ポケモンGOならぬ、ハリポタGOを作ろうぜ!ファンが署名
世界中で爆発的な人気を博しているスマートフォン向けゲーム「Pokemon GO」に対抗して、映画化もされた人気小説「ハリー・ポッター」シリーズを題材にした「Harry Potter Go」を作ろうという動きが起こっているようだ。
「Pokemon GO」は位置情報を活用し、現実世界そのものを舞台にポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりする拡張現実(AR)型ゲームだが、署名サイト「Care2」で署名活動を開始したハリポタファンのアシュトン・ハノンさんは、それを魔法や7つの分霊箱に置き換えた「ハリポタ」バージョンのゲームを作れないかと考えたそう。その名も「Harry Potter Go」。まさに「Pokemon GO」をオマージュしたタイトルになっている。
現在署名欄には、4,413人が署名。SNSなどでは「Harry Potter Go はきっとくる」「(原作者の)J・K・ローリングがアナウンスしてくれることを待っている」などという期待するコメントがあふれているが、「Pokemon GO」はオンラインゲーム・位置情報ゲーム「Ingress」をヒットさせたナイアンティックラボ(Niantic Inc)が開発したゲーム。もともとGoogleの社内ベンチャーだった同社が、これまでに集めたデータを基に作成したゲームということで、それに追随するようなクオリティーのゲームが今年中ないしすぐにできあがる可能性は……非常に低いように思われる。
だがハノンさんは、今年は新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開されるため、同作のドラゴンやゴブリン、ヒッポグリフなどを登場させることで新作のプロモーションにもなるとアピール。署名サイトで5,000人の署名が集まった暁には、この企画を映画『ハリー・ポッター』シリーズを製作しているワーナー・ブラザースに持ち込むと主張している。
署名が集まっても実現に至るかどうかは全く未知数だが、「Pokemon GO」が大変な人気を得ていることは確か。さまざまな作品のファンから、「Pokemon GO」に並ぶ「○○ GO」を登場させてくれと希望する声がこれから増えていくのではないかということを予感させる。(編集部・井本早紀)