マコーレー・カルキン、重度のヘロイン中毒説を否定「月に60万円も使ってない」
映画『ホーム・アローン』シリーズの元子役として知られるマコーレー・カルキン(35)が、1か月に6,000ドル(約60万円・1ドル100円計算)を使うほど重度のヘロイン中毒だったという2012年の報道を否定した。
幼くして手にした名声と引き換えに失った物も多かったようで、波乱万丈の人生を送ってきたマコーレー。2012年、激ヤセして老人のようになったマコーレーの姿がパパラッチされ、彼が女優ミラ・クニスとの破局から立ち直れず、重度のヘロインとオキシコドン中毒になって余命は半年だと報じられた。写真がショッキングだった上、マコーレーは2004年にマリファナ所持で逮捕されていただけに、この話は十分あり得るとしてまことしやかにささやかれていた。
The Guardian のインタビューに応じたマコーレーは当時の件について「もちろんバカなことはしていたけど、ヘロインに毎月6,000ドル使っていたとか、そういったことはなかった」と重度のヘロイン中毒だったという説を否定。「うざいのは、タブロイド紙が変な、心配させるような話を書き立てたことだよ」と続けている。
マコーレーは近年、ウェブドラマ「:ドライバーズ(原題) / :DRYVRS」で『ホーム・アローン』で演じた少年ケビンが大人になった姿をほうふつさせる役柄を演じ、友人のミュージシャン、アダム・グリーンがメガホンを取った映画『アダム・グリーンズ・アラジン(原題) / Adam Green's Aladdin』にも出演している。しかし、ミュージシャンとして活動する現在、俳優業は事実上引退状態にあり、本格的に取り掛かるつもりはないとVultureに語っていた。(朝倉健人)