エマ・ワトソン殴打&水責めの拷問映像公開!
エマ・ワトソンが囚われた恋人を救うため難攻不落の秘密施設で決死の救出劇を繰り広げるスリラー『コロニア』の予告編で、エマ演じるヒロインが施設内で虐待されるショッキング映像が公開となった。
本作は、南米・チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ施設「コロニア・ディグニダ」のおぞましい実態を描く物語。少年虐待の罪で南米・チリに逃れたパウル・シェーファー教皇がドイツ人コミュニティーを作ったことがきっかけになったこの施設は、独裁政権下では中に拷問部屋や武器倉庫があり人体実験も行われていたという信じがたい事実が明かされる。
予告編にはクーデターで囚われた恋人ダニエル(ダニエル・ブリュール)を救うべく、ヒロインのレナが二度と出られないかもしれない覚悟で施設に入るところから始まり、シェーファーに殴られ水責めにあう凄惨なシーンが収められている。そんな迫真の演技をこなしたエマは「泥まみれ、傷だらけ、びしょぬれになるなんて! 精神的に大変だったけどやりがいがあったわ。レナの勇敢さがわたしを戦いモードにしたの。ハラハラドキドキの連続よ」と撮影時の心境を吐露。
過酷な撮影ゆえに逆に「(共演者と)一緒に笑ったり経験を共有できることが大切だった」と振り返るエマ。「ダニエルとはすぐに打ち解けることができて、とてもよいマッチだと感じたわ」と語る通り、エマの体当たりの熱演のほか、ダニエルの息の合ったコンビネーションにも引き込まれる。(編集部・石井百合子)
映画『コロニア』は9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国公開