二人のタイガーマスク!アニメ「タイガーマスクW」この秋放送
1969年と1981年にテレビアニメ化され大人気となった梶原一騎・辻なおきによるプロレス漫画「タイガーマスク」のその後を描いたテレビアニメ「タイガーマスクW」(ダブル)がこの秋、テレビ朝日系で放送されることが決まった。
東映アニメーション株式会社創立60周年記念の一環として製作される本作。47年前のセル時代のアニメを現在のデジタル時代に合わせて刷新し、壮大なスケールのストーリーを新たな世代に伝えようと生まれた企画だ。初代タイガーマスク・伊達直人が残したタイガーマスクの遺産は若きプロレスラーへと受け継がれ、復活した組織「虎の穴」との新たな戦いが始まる。
主人公は、東ナオトと藤井タクマ。彼らは小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の練習生だったが、「ジパングプロレス」は悪質プロレス団体「GWM」に潰されてしまった。報復のためナオトは富士の裾野で訓練を受け「新タイガーマスク」となり、一方タクマは「GWM」を裏で操る組織「虎の穴」にあえて入り「タイガー・ザ・ダーク」となる。“虎の穴を潰す”という同じ目的を持ちながらリング上では敵になった光のタイガーと闇のタイガーの、戦いと友情が描かれる。
シリーズディレクターは「Yes!プリキュア 5」シリーズなどの小村敏明。キャストは近日発表されるほか、新日本プロレスの全面協力により、オカダ・カズチカ選手をはじめとした実在のプロレスラーがアニメに多数登場することも決まっている。(編集部・市川遥)
テレビアニメ「タイガーマスクW」は今秋、テレビ朝日系で放送