乳がんの「ビバヒル」ブレンダ、丸刈りに
昨年3月に乳がんと診断された米テレビドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」「チャームド~魔女3姉妹」のシャナン・ドハティが、7月25日(現地時間)に髪の毛をそり落とす過程をInstagramに投稿した。
母親ローサや友人と一緒に写っているモノクロ写真のシャナンは丸刈りで「信じられないほど大変だった日にわたしを支え、常にわたしを愛し、サポートしてくれるこの3人に感謝」とつづっている。写真を見ると髪の毛を切る間、友人のアン・コートライト=シルスタットがずっと付き添っていたようだ。シャナンの夫カート・イスワリエンコは仕事のためメキシコに行かなければならなかったという。
シャナンの乳がんが明らかになったのは、2015年8月に元ビジネスマネージャー、タナー・メインステインを訴えたことが発端だった。訴状によると2014年初めにタナーが全米映画俳優組合(SAG)の健康保険料の支払いを怠ったため、シャナンの健康保険が1年以上使えなくなり、その間、医師の診察を受けられなかったとのこと。
彼女は2015年に入ってから健康保険に再加入し、診察を受けたところリンパ節に転移している乳がんが見つかったという。医師団はその前年にがんが転移したとみており、早期発見していれば、治療もより簡単だったと考えているそう。保険が切れていたことで彼女が健診を受けられず、発見が遅れたと認識しているらしい。訴訟では、健康保険がなかったために病気が広がり、適切な治療も受けられなかったとシャナンは主張している。
彼女は今年2月に、乳腺切除術にするか腫瘍摘出手術にするかを迷っていることも告白。「最終的にはただの胸よね? わたしの物だし、きれいで大好きだけど、大きな観点から見れば、夫と一緒に年を取っていく方を選ぶわ」とコメントしていた。(BANG Media International)