激怒するファンも…米ディズニーに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ライド誕生で賛否両論
現地時間23日、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のライドがディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに誕生するとサンディエゴ・コミコンで発表されたことを受け、賛否両論が巻き起こっている。
新ライドの名前は「Guardians of the Galaxy - Mission: BREAKOUT!」。フリーフォールタイプのアトラクションである「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」の営業を2017年初めに終了し、同所を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』仕様に改装する。ゲストはアライグマのロケットと共に、コレクター(ベニチオ・デル・トロ)のコレクションにされてしまったチームを救うため、彼の要塞のような部屋に足を踏み入れ、リフトに乗ることになる。
制作にはジェームズ・ガン監督やマーベルのケヴィン・ファイギも関わり、宇宙の珍しいものが所狭しと集められたコレクターの部屋が作られるほか、フリーフォールタイプのアトラクションはそのままに、ビジュアルとオーディオの効果を一新。急上昇・急降下といった動きや映画のサントラにインスパイアされた音楽にもバリエーションがあり、乗るたびに何が起こるかわからないアトラクションになるのだという。2017年夏のオープン予定だ。
米ディズニーランドの公式Facebookがこの情報をアップすると、日本時間26日正午時点で6,556件の「いいね!」が寄せられるなど好意的に捉えている人も多いが、「ひどいね」が2,963件、「悲しいね」が997件付く事態に。
寄せられたコメントは否定派の意見が大多数で、「トゥモローランドっていう場所があるじゃないか。『ガーディアンズ』のアトラクションはそっち向きだ。カリフォルニアにインスパイアされたこのテーマパークには、タワー・オブ・テラーの方がずっとふさわしいんだ」「全ディズニーランドリゾートで最高のライドを理由もなく破壊している。タワー・オブ・テラーは間違いなくこのパークの中で最も人気のライドだ。本当にうんざり」「最低な決断だ」「こんなにディズニーに対して怒りを感じたことはない」など。
また、今年に入ってからディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで、屋内シアター型アトラクション「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」が「ソアリン・オーバー・ザ・ワールド」に、『アラジン』のミュージカルが『アナと雪の女王』のミュージカルに変更されたことが気に食わない人も多く、「ここ最近のディズニーパークには失望していると言わざるを得ない」「間違いを犯していることにどうか気付いてほしい」「わたしのお気に入りだった『ソアリン・オーバー・カリフォルニア』を『オーバー・ザ・ワールド』に変えてしまった。で、次はコレなの?」といったコメントもたくさんある。(編集部・市川遥)