新『スパイダーマン』は『ハリポタ』方式を採用か!1年ごとの成長描く
『スパイダーマン:ホームカミング』から始まる映画『スパイダーマン』新シリーズは、『ハリー・ポッター』のように学校に通う主人公の1年ごとの成長を描くスタイルになるかもしれない。マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギがColliderに語った。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年夏日本公開)は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でお披露目された新スパイダーマンを主人公にした新シリーズの1作目。トム・ホランド演じるピーター・パーカー=スパイダーマンは15歳の少年という設定で、メガホンを取るジョン・ワッツ監督(『クラウン』)も先日のコミコンで「ストレートなハイスクールムービーだ。思春期真っ只中の彼の成長を追うことになるんだ」と作品について説明していた。
ファイギは「『スパイダーマン:ホームカミング』は高校2年の話。だから次は3年、その次は4年? 加えてそれぞれの間に夏休みがあったり?(笑) だけどこれが、僕たちのピーターの旅の描き方だ。(『ハリー・ポッター』シリーズの)ホグワーツの生徒たちが毎年体験していくようにね。それがこの映画をつくることになった際に出たアイデアだったんだよ」と明かした。これまでの『スパイダーマン』映画にはなかった新たな方向性だ。
『スパイダーマン:ホームカミング』でのスパイダーマンの敵役は、原作ファンにも人気の高いヴァルチャー。誰が演じるのかはまだ発表されていない。(編集部・市川遥)