岡田将生、生田斗真と2人きり“秘密”のおつかれ会を告白
映画『秘密 THE TOP SECRET』に出演した岡田将生が、緊張感に満ちた撮影がクランクアップした後、主演の生田斗真と2人きりで「お疲れさま」の食事会を開催したことを打ち明けた。
本作は映画『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史監督最新作。大友は最高の芝居の場を役者に提供する代わり、役者には120%を求める監督として知られている。シーンを最初から最後まで、中断することなく、通しで何度も撮影し、1シーンに1日かかってしまうのは普通。
そんな現場を初体験した岡田は、「ずっと眉間にしわが寄っちゃっていました。イライラもしていたかもしれない。だから、全部終わってひと段落した後、斗真君と終わったねという食事会みたいなものをしました。2人で話しながら、いい意味で『乗り越えたね』って」と振り返る。
岡田と生田は実はテレビドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」(2007)で共演した仲。「僕が17歳の時に共演させてもらって以来、プライベートでも仲良くさせてもらっています。今回は大先輩に成長した姿を見せなきゃという思いもどこかありました」と述懐。「先輩なのですが、仕事の話も、プライベートの話も、全部聞いてもらってます。そういう人って、なかなかいない。仕事関係の方とプライベートでご飯に行っても、やっぱり、どこか違うんですよね。僕にとって、すごく大切な先輩です」と生田との関係性を明かした。
ただし、作品の内容にちなんだ、「そんなに仲が良いなら、脳を見せてもいいのでは?」という質問に対しては、「斗真くんだけは絶対に嫌」と断固、拒否。「僕、すぐネタにされて、いじられるんですよ。隠し事はほとんどないですけど、言ってないこともあるので、絶対に嫌です」と苦笑いを浮かべていた。
撮影現場では演技の話はほとんどしなかったそう。作品で見せる、ぴったりと息の合ったコンビネーションは、普段の関係からつちかわれたものなのだろう。(取材・文:高山亜紀)
映画『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日より全国公開