エマ・ワトソンに話しかけたら違反!母校での異例ルール
映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニーとして一躍スターとなった女優のエマ・ワトソン(26)だが、同シリーズ撮影の傍ら通っていた女子校ヘディントン・スクールでは、元々の知り合いでない生徒が彼女に声をかけることなどが禁じられていたと元同級生たちが若者向けニュースサイト The Tab に明かした。
同校では、生徒たちはエマの知り合いでない限り、話しかけないように、とりわけサインを求めるような行為をしないように注意を促されていたという。生徒たちは、エマに接近したら校則違反で減点、3回の減点で罰として居残り特別指導が待っていると学校から伝えられていたとのこと。生徒の親たちも、そのルールを知らされていたそうだ。
同校に通っていたルーシーさんは、「もちろん彼女と友達なら、話しかけていいのよ。でもそうじゃなければ、誰一人としてサインなんかを求めに彼女に近づいたりしてはいけなかったの」と当時を振り返る。
また、エマは2008年に卒業した後も、母校をしばしば訪ねたそうで、彼女がやって来ているとうわさが広まると、すぐに生徒たちは彼女をどうにかして一目見ようとこっそり教室を抜け出したりしたんだとか。リディアさんは「おかえりなさい、ハーマイオニーと書かれたポスターを貼ったことがあるわ」と述懐する。「でも、彼女にサインをお願いするなんてことできる人はいなかったわ。そういうことしないようにかなり堅苦しく言われ続けていたし、減点されるのをかなり恐れていたから。当時、それはかなり恥ずかしいことだった」。
エマに普通の学校生活を送ってほしいという学校側の意向によってできた校則だが、実際の学校生活ではもちろん、予期せずしてエマに接触する機会が多くあったそう。フィンヌーラさんは「カフェテリアのベンチに寄りかかったら、私の背中が彼女にぶつかったことがある」と裏話を明かす。ゾーイさんも、「彼女に『パスタの列の最後尾はここ?』と尋ねられたことが一度あったわ」と語った。かなり驚きの校則だが、エマの人気ぶりを考慮すると仕方ない……? そしてスターと同じ学校に通うのも、楽ではないということを裏付けるエピソードだ。(編集部・石神恵美子)