一瞬を15秒に引き延ばすって!『X-MEN』超速クイックシルバーの撮影裏側がヤバイ!
シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』の人気ミュータント・クイックシルバーが高速移動できる能力で、崩壊する建物から人々を救出するシーンのメイキング映像が公開され、驚きの裏側が明らかになった。
クイックシルバーの高速移動!『X-MEN:アポカリプス』メイキング映像
同映画公式サイトにて実施された人気投票でなんとプロフェッサーXやマグニートーを抑え、一番多くの票を集めたクイックシルバー。音速を超えるスピードで動き、あらゆる危機を回避することができるミュータントだ。
本作の予告編でクイックシルバーが「マグニートーは俺の父さんだ」と告白し、すでにファンを沸かせていたが、初登場となった『X-MEN:フューチャー&パスト』以上に、本作では大活躍している。なんといっても圧倒的なのは、クイックシルバーが爆発する学園の建物から全員を救出するシーンで、全てがスローモーションの中、クイックシルバーだけがひょひょいと自由に動き回る姿にテンションがぶち上がること間違いなし。
そして今回、そのシーンのメイキング映像がお披露目された。2分のシーンの撮影に、1か月半もかかったと明かすのは、メガホンを取ったブライアン・シンガー監督。さらに一瞬を15秒に引き延ばせるという最新のファントム・カメラの使用や、時速145kmでカメラを走らせるなど、クイックシルバーの高速移動にはとんでもない技術が注ぎ込まれているのが確認できる。その甲斐あって、クイックシルバーを演じたエヴァン・ピーターズも「(前作を)さらに上回る迫力」と自信をにじませている。
第6弾にして完結編である本作は、数千年の眠りから目覚めて人類に新しい秩序をもたらそうとするミュータントのアポカリプスに、プロフェッサーXらX-MENが立ち向かっていくさまを描く。クイックシルバーファンにとってはたまらない一作となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『X-MEN:アポカリプス』は8月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか3D/2D全国公開