チキン野郎はヴィンだった!ロック様と確執
映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作の撮影中に、Instagramで共演者への怒りをぶつけたロック様ことドウェイン・ジョンソンの不満は、ヴィン・ディーゼルに対してだったとTMZ.comが報じた。
ドウェインは投稿で、いかにこのシリーズが自分にとって特別なものであるかを述べた上で「ものすごく働き者なクルーたち。ユニバーサル(・ピクチャーズ)も素晴らしいパートナーだ。女優陣はいつだってアメイジングで、彼女たちが大好きだ」とスタッフとミシェル・ロドリゲスやシリーズ初参戦となるシャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレンら女優陣を絶賛。
しかし「だが、俳優陣は話が別だ。一人前の男として、真のプロフェッショナルとして振る舞う者もいるが、そうじゃない者もいる。奴らはチキン野郎すぎてそもそも何にもできやしねえ。臆病者が」と何人かの男性共演者についてはバッサリと切り捨てた。
このチキン野郎がヴィンだったらしい。ヴィンは翌朝ドウェインの控室に出向き、なぜあんなことを言うんだと詰め寄ったそう。二人だけで話し合いをしたものの、確執は消えず、撮影は続いたという。以前から自分を現場の父親的存在と見なしていたというヴィンは、8月10日の午前1時(現地時間)に、出演シーンをすべて撮り終えると、「パパは消えるよ」とコメントして即座にアトランタの撮影現場を後にしたそうだ。
ドウェインは、ヴィンがいなくなった撮影現場で撮ったビデオを10日にInstagramで公開し、家族にケンカはつきものだと言っている。「どんなチームでも、家族ならば対立はある。家族なら意見や根本的な信念の違いがあるものだ。解決が伴えば、対立はいいものだと思っている。俺は健全な対立の中で育ったし、歓迎するよ」とコメントしている。(澤田理沙)