紺野あさ美、野菜の皮をひたすら食べたモー娘。時代
元モーニング娘。でテレビ東京アナウンサーの紺野あさ美が13日、新宿バルト9で行われた『劇場版アイカツスターズ!』『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』の初日舞台あいさつで、モー娘。時代のアイドル活動(アイカツ)について語る一幕があった。この日は『劇場版~』から富田美憂、朝井彩加、津田美波、綿田慎也監督が、そして『アイカツ!~』より下地紫野、諸星すみれ、木村隆一監督がそれぞれ来場した。
憧れのトップスターを目指しアイドル活動(アイカツ)に励む少女たちの活躍を描くアニメシリーズの劇場版となる本作。満員となった会場に向けて下地が「予告を観た方も、これはどういうストーリーなんだと思われたかもしれませんが、全部が見どころです」と切り出すと、諸星も「最後に25人でのライブシーンがあるんですが、見終わってからあと25回観たくなるようなライブシーンになっているので、できるだけまばたきせず、観ていただけたらと思います」と続けた。
歌の「歌組」、演技の「劇組」、ダンスの「舞組」、モデルの「美組」とそれぞれの「一番星」を目指してアイカツをするという「アイカツスターズ!」にちなみ、「皆さんを笑顔にできるような一番星になりたい」と決意を語った登壇者たち。そんな「一番星」になるために「どのようなアイカツをリアルにしてきたのか」と尋ねられると、津田は自身が声を務めているキャラクター・白鳥ひめが考案した、日常生活をトレーニングの場にする「ひめトレ」をリアルで実践し、ラジオ収録を空気椅子で挑んだと回答。そのほかにも、下地は劇中であかりが行うバンジージャンプを理解するため自身も実際にバンジージャンプをやってみたり、諸星はいちごのようにしゃべりながらのサインの特訓を重ねたと、それぞれにユニークなアイカツをした経験があると明かす。
そんな流れから、リアルアイドルだった紺野に、かつてのアイカツ事情を聞くことになり、観客からは「おお!」とどよめきが。それに対し紺野は、「ひたすらトマトとニンジンの皮を食べていました。ニンジンって皮に栄養が詰まっているんですよ。トマトもニンジンもビタミンCが多くて。カリウムってむくみやすい人に効くんです。野外のライブとかがあると、日焼け止めがもたなくて焼けてしまったりするので、わたしはニンジンとトマトの皮を残さずに食べるというアイカツをしていました」と答え、登壇者たちは「すごーい!」と感心した様子を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版アイカツスターズ!』『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』は全国公開中