NEWS加藤、沢尻エリカと初共演で夫婦役「信頼できる感じ」
NEWSの加藤シゲアキと女優の沢尻エリカが21日、都内で行われた日本テレビ系「24時間テレビ39 愛は地球を救う」内で放送されるスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」の完成披露試写会に出席した。2人は本作で初共演にして夫婦役。 加藤が「本当に強い方。たいへんなシーンがたくさんある中、信頼できる感じでした」と印象を振り返ると、沢尻も「芝居に関して熱い方。化学反応じゃないですけど、お互い良い方向で芝居ができました」と笑顔を見せた。
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盲導犬のリルを伴って埼玉県内の中学で普通学級の担任を務める実在の全盲教師・新井淑則氏が挫折を経て教職に復帰するまでの道のりを描いた本作。加藤は新井氏を、沢尻はその妻・真弓さんを演じる。舞台あいさつにはその新井夫妻と盲導犬のリルも駆けつけ、新井氏は涙ながらに「素晴らしかったです。誠実に作っていただいて本当に感謝しております」と感想を述べた。
加藤は全盲になることについて「見えなくなることは恐いこと。でも淑則先生の著書に『恐いというその先を見てほしい』という言葉があって、僕もそこに到達したいと思いました。NEWSも過去に存続の危機とかあって、その時は絶望的な気持ちにもなりましたが、このドラマを知ってそれは絶望とは言わないなと思いました。僕の絶望なんて(新井氏に比べれば)虫けらみたいなものです」と感慨深げ。
また、沢尻との夫婦役については「結婚している役は初めて。左手薬指に指輪をしているのが新鮮でした」と笑顔を見せると、3人の子供に囲まれての夫婦生活に「一人じゃないのは本当に温かいなって。子供が3人もいるのは大変ではありましたけど」と照れくさそうな表情。夫婦喧嘩のシーンでは「現場でヒートアップして手が当たったりしたりして申し訳なかったです」と沢尻に謝罪しつつ、「沢尻さんに僕の体当たりの演技を引き出してもらえた感じでした」と沢尻の存在に感謝の気持ちを述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
スペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」は8月27日よる9時頃より日本テレビ系列にて放送