侮辱的なエアロスミスの映像、米ディズニーワールド17年ぶりに修正
米ディズニーワールドのハリウッド・スタジオにあるアトラクション、ロックンローラー・コースターで使われていたエアロスミスの映像が修正されたとEW.comなどが報じた。
同アトラクションはエアロスミスの音楽に合わせ、暗い空間をハイスピードで駆け抜けるジェットコースター。建物はGフォース・レコーズの事務所兼レコーディングスタジオという設定で、ロビーから先に進んでいくと、エアロスミスのメンバーがレコーディングをしているスタジオをのぞく形となっている。メンバーはリムジンでコンサートへ向かい、ゲストにも超早いスーパーストレッチリムジン(ジェットコースター)が用意されるというもの。
今回修正されたのは、「ゲストにも乗り物を用意してあげよう」と告げるボーカル、スティーヴン・タイラーの手のしぐさだ。彼は、主にイギリスで用いられている侮辱的で性的なハンドサインをしているのだが、この映像は17年間使われていたという。誰かに指摘されたのかは明らかではないが、ようやく修正されたとのこと。新しい映像では、タイラーは指を折り曲げずに5本の指を開いた状態を保っており、ハンドサインはしていない姿に直されている。
これを知ったタイラーは、ファックと書かれた帽子をかぶり、ハンドサインをしている変顔写真をツイート。「ディズニー、これがどういう意味だと思っているんだ? 帽子がヒント? また来週会おうな」とつぶやいている。(澤田理沙)