高畑充希、大粒の涙…「とと姉ちゃん」クランプアップ!
女優の高畑充希が25日、NHK放送センターで行われた連続テレビ小説「とと姉ちゃん」クランクアップ取材会に共演者の西島秀俊、木村多江、相楽樹、杉咲花らと登壇、最終収録を終えた高畑は「最高のチーム! 最高の家族!」と涙で思いを語った。
この日、取材陣に公開された収録最終シーンは、54歳になった常子(高畑)が夢の中で父・竹蔵(西島)と再会。竹蔵が、亡くなってからのこれまでの出来事を振り返り、竹蔵にほめられ、常子が涙するシーンだ。
クランクインから10か月もの間、主人公の小橋常子役を務めた高畑は、この日すべての収録が終わり、スタッフや共演者からねぎらいの言葉をかけられると、感極まった様子で、目からは涙、涙。「終わりってあるんだなって……。ばら色の日もあったし、限界の先に行ってしまって、沼に落ちてしまいそうな日もありました。いろんな日があって……」としみじみ語ると、「チームのみんなはいつもしっかり見ていてくれて、声を掛けてくれたり、助けてくれたり、守ってもらったり、大切に、大切にしてもらいました。このチームでやれて最高に運が良かった!」とスタッフや共演者に心から感謝の気持ちを伝えた。
収録が終わったことに「まだ実感がなく、ふわふわしている」と話す高畑は、「常子が大人になって、社長になるにつれてセリフの量が膨大になって頭がパンクしそうになった」と苦労も明かした。今後について聞かれると、「休む! 寝る!」と笑顔をはじけさせていた。最終収録で共演を果たした西島は「ユーレイでもいいから出させてほしいと言っていたのが本当になって、出させていただきました。楽しい1日でした。深く、記憶に残る撮影でした」と笑顔で振り返ったほか、一視聴者となって毎日視聴していたことも告白した。
同ドラマは、亡くなった“とと(父親)”に代わって2人の妹と母を守りながら、戦後一世を風靡することになる雑誌「あなたの暮し」を創刊した小橋常子の激動の人生を描く。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」はNHK総合にて毎週月~土曜午前8:00~8:15ほか放送中 10月1日に最終回を迎える