ライアン・ロクテは間違いを犯してしまっただけの、いい人?
リオデジャネイロオリンピックで、うその強盗被害を申し立てた米水泳選手ライアン・ロクテが、セレブのダンス勝ち抜け番組「アメリカン・ダンシングスター」の第23シーズンに出演するようだとDeadlineなどが報じた。
出演交渉はオリンピック前からされていたようで、今回の事件でのイメージを払拭(ふっしょく)するために急きょ決まったものではないらしい。
「『アメリカン・ダンシングスター』に出ることは、ライアンのイメージにとって最高のことでしょう。アメリカ国内中に、間違いを犯してしまっただけの、いい人だというアピールができます。彼はオリンピックチャンピオンなんですからね。番組でも大成功しますよ」と情報筋は Us Weekly に語っている。
ライアンはチームメイト3人と共にリオで外出した際、警察を装った強盗集団に拳銃を頭に突き付けられて金を奪われたとインタビューで語っていた。しかし、警察が事実関係が違うようだと調査をしたところ、チームメイト2人が「証言はねつ造だった」と白状し、ライアンは誇張してしまったと自分の非を認めている。アメリカではライアンの行動は水泳チームの成果に泥を塗ったと報じられており、長年彼のスポンサーを務めてきたSpeedo(スピード)とラルフ・ローレンなどがスポンサー契約を解除している。
「アメリカン・ダンシングスター」の第23シーズンは9月12日(現地時間)からアメリカでスタートする。(澤田理沙)