鶴瓶、大竹しのぶがくれた“謎の粉”に驚がく
笑福亭鶴瓶が27日、都内で行われた映画『後妻業の女』の初日舞台あいさつに大竹しのぶらと共に出席し、大竹からもらった謎の粉による恐怖エピソードを暴露した。この日は豊川悦司、津川雅彦、永瀬正敏、長谷川京子、水川あさみ、鶴橋康夫監督、黒川博行(原作)も登壇した。
直木賞作家である黒川の小説「後妻業」が原作の本作は、熟年婚活が倍増している現代日本を背景に、金持ち男の後妻に入って財産を狙う後妻業の女・小夜子(大竹)をはじめとした人間くさい登場人物たちが繰り広げる、愛と金にまみれた人間喜劇。
作品にちなみ、自分が後妻業をするなら誰をだますかを尋ねられた女性陣。長谷川は「情にほだされやすそう」という理由から鶴瓶を選ぶが、当の本人は「案外だまされないですよ。疑いますよ」と否定的。しかし、プライベートで交流のある津川から「めちゃくちゃ不用心」と指摘されたために、「ようだまされます」とあっさり認めるはめに。
そんな中、大竹が「みんなだませます」と言い切って会場をどよめかせると、その言葉に同調した鶴瓶は、緑の粉にまつわるエピソードを披露。鶴瓶が腰を痛めたときに、大竹から「すごく良いお薬があるよ」と緑の粉を渡されたそうで、鶴瓶は母親と共にそれを飲み始めたという。ところが、あとから大竹が飼っている犬もそれを飲んでいることを知って驚がく。
あげくに大竹の娘のIMALUが、犬が死んでしまうという内容の映画を観て泣いていたことから、大竹家の犬が亡くなったことを知った鶴瓶は、「あの緑の粉、飲んでたやつやろ!」とショックを隠し切れなかったとか。そんな衝撃的な話を興奮気味に語る鶴瓶に相反するように、大竹は「まぁそういうだまし方とか、いろんなテクニックがあります」と涼しい顔でトークを締めて、会場の笑いをさらった。(取材/錦怜那)
映画『後妻業の女』は全国公開中