『アイアン・ジャイアント』2シーン追加の完全版、10月日本公開!
ブラッド・バード監督の不朽の名作アニメーション映画『アイアン・ジャイアント』に幻の2シーンを追加し、リマスターを施した“完全版”『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』が10月29日より劇場公開されることが明らかになった。
『アイアン・ジャイアント』は、1957年のアメリカの小さな町を舞台に、少年ホーガースと宇宙からやって来た巨大ロボットのアイアン・ジャイアントの友情を描いた感動作。『Mr.インクレディブル』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で知られるバード監督が1999年に手掛けた作品だ。
今回の「シグネチャー・エディション」で追加されたのは、鹿が撃たれた夜にジャイアントが見る夢のシーンと、ホーガースの母であるアニーとスクラップ場のオーナーで芸術家のディーンの会話シーン。この二つのシーンについてバード監督は「ストーリーボードを作って音は録音していたのだが、当時は予算と時間が限られていて、『このシーンはなくても大丈夫』と言わなくてはならなかった。実際になくても大丈夫だったが、個人的に好きなシーンだ」と同作がワールドプレミア上映された昨年のトロント国際映画祭で語っていた。
また、同日より劇場にて「【劇場限定】アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディションBlu-ray スペシャル・セット」(5,490円+税)が発売されることも決定。『アイアン・ジャイアント』初のブルーレイ化で、新映像特典「ジャイアントの夢(ドキュメンタリー)」(約56分)も収録される。「シグネチャー・エディション」の通常版は年末に発売予定だが、劇場限定版には特別に「大判ポストカード」と「MONDO社製B2ポスター」が付いてくる。(編集部・市川遥)
映画『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』は10月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開