鈴井貴之「不便な便利屋」スペシャルドラマ放送決定!劇中映画で国際映画祭に参戦!
「水曜どうでしょう」の“ミスター”こと鈴井貴之が監督・脚本を務め2015年にテレビ東京系で放送されたテレビドラマ「不便な便利屋」が、スペシャルドラマとして今年の冬に放送されることが明らかになった。今回も、同作ならではのユニークな仕掛けが劇中に施される。
「不便な便利屋」は、「水曜どうでしょう」の企画・出演のほか、舞台演出や執筆活動などで幅広く活躍する鈴井が、初めて連続ドラマ全編の脚本・監督を務めた作品。北海道の名も無き田舎町で便利屋を営む、竹山純(岡田将生)、松井英夫(鈴木浩介)、梅本聡一(遠藤憲一)ら三人の男たちを描いたコメディードラマだ。
スペシャルドラマでは、三人をはじめとするレギュラーキャストはそのままに、新たなヒロインが登場。再び北海道の“あの町”に舞い戻って来た竹山を、予想不可能な出来事と運命のいたずらが待ち受ける。
続編の決定に岡田は「撮影中から皆さんと続編がやれたらいいねと話していましたが、やっとできます。待ってました」と歓喜。ほかの二人も「またあの町の空気が吸える! 不便な便利屋の世界を堪能させて頂きます。楽しみです! 純くん、バツさん早く会いたーい!」(鈴木)、「北海道のキラキラした美しさの中でまたお芝居できるのが楽しみです。東京ではできない北海道ならではの作品になればいいなと思っています」(遠藤)と撮影が待ちきれない様子だ。
ドラマ放送時には、劇中で「1時間で作るスノーマン(雪だるま)の数」を競うギネス世界記録TMに挑戦。2,036体で世界記録を見事更新するという、ドキュメントとフィクションを融合させる試みに挑戦。今回も過去に類を見ない仕掛けとして、劇中で便利屋たちが制作するショートフィルムを、本放送に先駆け、今年の10月10日~16日まで札幌市で開かれる「第11回札幌国際短編映画祭」(通称・SAPPOROショートフェスト)に正式出品。実在する国際映画祭とドラマのストーリーがどのように融合するのか。鈴井は「どこからがドラマで、どこからが現実なのか。それはこのドラマ『不便な便利屋』を見てくれる視聴者の皆様にも言えること。テレビ画面で見るこのドラマを日常生活の中に組み込んでもらう。皆さんの生活の一部になる。そんな作品になり得たら最高に嬉しく思う」と語っている。(編集部・入倉功一)
「不便な便利屋 2016 初雪」(仮)はテレビ東京で年末年始放送予定