クソみたいな金儲けに嫌気…マイリー小芝居のようなレッドカーペット二度と歩かない
歌手で女優のマイリー・サイラスが、二度とレッドカーペットのイベントには出席しないとELLE誌のインタビューで語った。
「1年前、テレビ映画『ビル・マーレイ・クリスマス』のプレミアに出席しなければならなかったの。二度とレッドカーペットは歩かないと決めたわ。世の中に飢えている人がいるのに何でわたしは赤いカーペットの上を歩いているの? わたしが重要な人間だから? 有名だから? そんなのはわたしのスタイルじゃない。まるで小芝居、映画『ズーランダー』よ」と語った。
マイリーは以前にも、人はお金で幸せになれないとコメントしたことがある。「この業界の人は、わたしがもっとお金を稼ぎ続けなきゃいけないと思っている。わたしから見れば、『なんであなたは、これ以上のお金が必要なの? どうせ生きている間に使えないでしょうに』って思う。人は有名になると、自分のブランドをもっと有名にして、お金を儲けるためにクソみたいなものを売ろうとする。終わりはないのよ。もっとお金を稼ぐこと、もっとヒット曲を出すこと、映画で主演を務めることは刺激的なことかもしれないけど、幸福にはなれないわ。わたしはもう経験済み。その経験から言えるのは、お金で幸せにはなれないってこと」と言っている。
マイリーは、多くの人が彼女のことを尊敬の目で見てくれることを知っているが、平凡なお手本にはなりたくないそう。ホームレスやLGBTQの若者などの弱者が直面する不当な扱いと戦う団体“ハッピー・ヒッピー基金”を設立した理由を聞かれると、「多くの人がクソみたいな状況に生まれてきたりするでしょ? わたしは自分が性差流動的で性的に中性だと言ってきたけど、それをののしる人もいる。わたしを批判したいのよ。世間はもっと平凡なお手本を必要としているみたいね。でも、わたしはそんな風にはなりたくない」とコメントしている。(BANG Media International)