トム・ハンクス3年ぶり来日に空港騒然!大歓声に照れ笑い
14日、2度のオスカーに輝く名優トム・ハンクスが、主演最新作『ハドソン川の奇跡』PRのため、共演者のアーロン・エッカートを伴って来日を果たした。羽田空港に降り立ったトムは、およそ150人のファンと30台以上のテレビカメラに出迎えられ、大きな歓声に笑顔で応えた。
『アメリカン・スナイパー』の世界的大ヒットも記憶に新しいクリント・イーストウッド監督が、2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛された航空機事故の知られざる真実に、彼ならではの視点で迫る本作。トムは2013年の『キャプテン・フィリップス』以来およそ3年ぶり、アーロンは2008年の『ダークナイト』以来およそ8年ぶりの来日となった。
黒の上下にサングラスというラフなスタイルで到着ロビーに颯爽と現れたトムは、集まったファンを目にすると、少し照れたような笑顔を見せ、右手を上げながら歓声に応えた。その後、トムから数分遅れて登場したアーロンは、サインや握手、ツーショット写真の撮影など、ファンからのさまざまな求めに、長旅の疲れも見せず優しい笑顔で気さくに対応。「ファンにメッセージを」という報道陣の呼びかけには「アイ・ラブ・ユー、ジャパン!」と大きな声で答え、数多くのフラッシュを浴びていた。2人は明日、本作のジャパンプレミアに出席し、明後日、記者会見を行う予定。
本作は、2009年1月15日、マンハッタン上空で突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員を無事生還させたチェスリー・サレンバーガー機長の実話を基にしたヒューマンドラマ。国民的英雄とたたえられる一方で、事故調査委員会の厳しい追及にさらされるサレンバーガー機長にトムが、副操縦士ジェフ・スカイルズにアーロンがふんする。(取材/岸田智)
映画『ハドソン川の奇跡』は9月24日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて全国公開