西内まりや、新キューティーハニーはシュワちゃんがお手本!?
歌手で女優の西内まりやが15日、新宿バルト9で行われた初主演映画『CUTIE HONEY -TEARS-』の完成披露上映会の舞台あいさつに出席。新キューティーハニーを演じた西内は「両親の影響で、アーノルド・シュワルツェネッガーさんの映画(『ターミネーター』)を、3歳頃から観て、ヒーローとしてマネしていました。今回、自分がアンドロイド役で、撃たれても死なないところは、シュワルツェネッガーさんを意識できてうれしかった。動きにもいい影響が出ているかな」と意外なルーツを笑顔で明かした。
テレビアニメ化や実写化もされてきた永井豪の人気漫画「キューティーハニー」を基にした本作は、新たな世界観を導入し、AIに支配された近未来を舞台に、感情を持った美しいアンドロイドの如月瞳(西内)が人類最大の危機に立ち向かう姿を描き出す。
ハニーといえば、やはりセクシーさが気になるところ。同キャラクターをイメージしたピンクの巨大バルーンが割れ、美しいボディラインもあらわな赤のタイトなワンピース姿で、スモークの中から登場した西内は「ハニーなので、今日の衣装は、ちょっと露出多めのセクシーなものをスタイリストさんと一緒に選びました。でも(出演の)お話をいただいて、本当に私でいいのだろうかと思ったんです」と振り返る。
しかし、「本作は世界観を一新して、いい意味でみなさんの期待を裏切るスタイリッシュなバージョンになっている。新しいハニーが、カッコいい憧れのヒーロー、ヒロインのように思っていただけたらいいな」と胸を張った。
「小さい頃から倖田來未さんの『キューティーハニー』を、カラオケに行くと必ず歌っていました」とも明かした西内は、今回、主題歌「BELIEVE」の作詞も担当。「演じた如月瞳の心情をまっすぐに書いて、自分の心を信じようというポジティブな歌詞にしました。主題歌も歌えるなんて、ハニーとはご縁がありますね」とニッコリ。
イベントには、共演の三浦貴大、石田ニコル、永瀬匡、今井れん、岩城滉一と、原作の永井も出席。永井は「本作は、発展型のキューティーハニーで、これまでの世界観やストーリーと違うけれど、ハニーらしさや精神はちゃんとおさえられていて感激しました。まるでハリウッド映画を観るようで、原作者冥利に尽きます」と新しいハニーの誕生を喜んでいた。(取材/岸田智)
映画『CUTIE HONEY -TEARS-』は10月1日より公開