グランプリは最年少12歳の柳田咲良さんに!第41回ホリプロTSC
第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」の決選大会が19日、都内で行われ、ファイナリスト9名の中から歴代最年少となる12歳の柳田咲良(やなぎだ さくら)さんがグランプリに輝いた。
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「ホリプロタレントスカウトキャラバン」はこれまで深田恭子、石原さとみ、綾瀬はるから多くのスターを輩出してきたオーディション。今年は深田(第21回グランプリ)、石原(第27回グラプリ)と同じ「PURE GIRL」をテーマに、「10代で主演を張れる王道のスター女優」を発掘すべく10歳から16歳を対象に開催。全国2万4,794名の中から選ばれた9名が決選大会に進み、ステージで自己PRや演技で審査を競った。
グランプリに輝いた柳田さんは、明るいキャラクターで栃木県出身の小学6年生。受賞が発表された際には信じられないといった表情で両手で顔を覆い、うれし涙で目を真っ赤にさせながらティアラやトロフィーを受け取ると「いまだに信じられないですけど、すごくうれしいです」とコメント。
審査の自己PRではヒップホップダンスを披露し「他の子がすごく美人だし演技も勝てなかったらどうしようと不安でした。でも、取れたからには落ちちゃった子のために頑張っていきたいと思います」と喜びをかみしめた。
さらに、サプライズゲストとして石原が登場。先輩としてエールと共に「心がブレる時ほど家族を大切に友達に素直に生きてくれたらいいなと思います」とアドバイスを送ると、石原が憧れの女優という柳田さんは「近づいて見るとテレビよりも全然きれいでした」と感激。その後は報道陣の囲み取材も体験し、カメラマンからフラッシュを浴びると目をぱちくりさせたり初々しい反応も見せて、報道陣をほっこりとした雰囲気に包んでいた。
柳田さんは今後同社と専属契約を結ぶほか、角川映画のヒロインデビューの決定と、賞金100万円が贈られた。なお、審査員特別賞には滋賀県出身の三浦理奈(みうら りな)さんが輝いた。大会MCは及川光博と宮崎瑠依が務めた。(取材・文:中村好伸)