土屋太鳳、非モテ女子高生に!『兄に愛されすぎて困ってます』実写映画化
女優の土屋太鳳が、累計発行部数40万部を突破する夜神里奈の同名少女マンガを実写化する映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年夏公開)で主演を務めることが明らかになった。非モテ系の女子高生・橘せとかに土屋がふんするほか、GENERATIONS from EXILE TRIBE のボーカル・片寄涼太、人気イケメン俳優の千葉雄大が出演し、テレビドラマ版「黒崎くんの言いなりになんてならない」や映画『俺物語!!』の河合勇人監督がメガホンを取る。
告白12連敗中のまったくモテない女子高生・せとかは、恋に恋するちょっと恋愛体質な女の子。そんなせとかをずっと見守ってきたのは、ヤンキー系でクールだけど実は誰より妹想いなイケメン兄・橘はるか(片寄)。二人は血がつながっていない兄妹だが、その事実を知っているのは兄のはるかだけ。そんな中、突然せとかに人生初のモテキが。初恋の相手で憧れの人、でも超毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺(千葉)が数年ぶりに現れて、せとかに急接近。さらに、続々と年上イケメンたちに愛されはじめて……。
突然訪れた“人生初のモテ期”に困惑しながらも、自分が本当に好きな人を見つけ出そうとする真っすぐなせとかを演じる土屋は「原作ファンの方々はじめ多くの人が『土屋太鳳が、せとか?』と感じていらっしゃると思います。私自身、せとかと原作の世界全てが愛らし過ぎて、緊張に押し潰されそうです」と正直な思いを吐露。「でも、監督とスタッフさん方、キャストの方々に支えていただき、覚悟を決めて、せとかの時間を生きています。どうか見守っていただけたら嬉しいです」と意気込んだ。
これが映画初出演となる片寄は「はるか役が自分に務まるのかと不安に思うところもあるのですが、一生懸命自分なりに“はるか”と向き合い、自分らしい“はるか”を演じられたらと思っています」とコメント。普段の柔らかいイメージとはギャップたっぷりの超ドS・毒舌キャラに挑む千葉は「撮影している中で、ほんの少しお兄さん役の僕からみても、太鳳ちゃんも片寄くんもかわいくて愛おしいです」と共演する二人の印象を明かした。
河合監督は、土屋が出演していた『鈴木先生』シリーズでも知られ、「『鈴木先生』以来のタッグを組めるということで、撮影が始まる前から期待で胸が高鳴りました。フィクション度の高いラブストーリーを彼女がどんな風に演じるかが、この作品のひとつの見どころだと思います」と感慨深げ。原作者の夜神も「映画のお話を頂いて、光栄すぎて、今でも『夢かな?』『私、死ぬのかな?』と半信半疑の日々を送っています」と大興奮のコメントを寄せている。(編集部・中山雄一朗)