女優・杏 出産後久しぶりの登場!双子を二人とも抱える育児中!
女優・杏の初主演映画『オケ老人!』の完成披露試写会が、敬老の日の19日に都内であり、本作のクランクアップ後に妊娠を発表し、今年5月に双子の女子を出産した杏が登壇。「今日は久しぶりにみなさんに会えて、ドキドキしています」とあいさつした杏は、愛娘たちとの生活について「今は新しい発見の毎日です」と近況を報告した。イベントには、共演の笹野高史、黒島結菜、坂口健太郎、小松政夫、石倉三郎、藤田弓子と、メガホンを取った細川徹監督も出席した。
女優・杏 出産後久しぶりの登場に「私こういう世界にいたんだな」 画像ギャラリー
鮮やかなイエローのドレスで登場し、拍手で迎えられた杏。「最近はずっと家にいるので、(舞台あいさつは)久しぶりで」と正直な感情を吐露しつつ「そういえば、私、こういう世界にいたんだなっていう感じです」と、満員の会場を感慨深げに見渡した。笹野がそんな杏について「撮影から1年経って、杏ちゃんがお母さんになるなんて思ってもみなかったですよ」と話し「さっき楽屋で(双子を)どうやって抱いてるのって聞いたら、いっぺんに2人抱いているそうです。オムツの匂いがしないいい道具があるから、今度差し上げますね」と笑いを取ると、杏は「まだ離乳食を始めたばかりなんですが」と母親の顔の一端をのぞかせた。
本作は、勘違いから老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまった高校教師・千鶴(杏)が、自由奔放な老人たちとの出会いや予期せぬ困難に立ち向かいながら、音楽の本当の楽しさを発見していく笑いと涙の音楽ドラマ。杏は、オーケストラの指揮や未経験のバイオリン演奏にも挑戦している。
杏が「現場の若いスタッフさんよりも、『老人』の方というか、『老人パート』の出演者のみなさんが、とにかく誰より元気で、私も負けないようにと思って、元気をもらった現場でした」と振り返ると、『ぱいかじ南海作戦』で長編映画デビューし本作が2作目となる細川監督は「笹野さん、小松さん、石倉さん、藤田さん、左とん平さんほか、出演のみなさんは、僕が小さいころテレビで見ていた“アヴェンジャーズ”のようなメンバー。監督の責任を感じなきゃいけないところですが、ものすごく楽しんでしまいました」と述懐していた。(取材/岸田智)
映画『オケ老人!』は11月11日より全国公開