22歳で亡くなったホイットニーさん娘の恋人に有罪判決
昨年7月に22歳の若さで亡くなったホイットニー・ヒューストンさんの娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンさんの不法死亡訴訟が結審し、恋人のニック・ゴードンに法的責任があるとの判決が下された。Peopleなどが報じている。
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ボビー・クリスティーナさんは昨年1月に米ジョージア州の自宅の浴槽で意識を失っている状態で発見され、病院に緊急搬送。4月には一度昏睡(こんすい)状態から目覚めたと叔母のティナ・ブラウンが明かしていたものの、容体は悪化し続け、6月には病気の末期患者に対する緩和治療や終末期医療を提供するホスピスに転院し、7月26日に息を引き取った。
ニックは刑事裁判では起訴されなかったが、ボビー・クリスティーナさんの父親と後見人が民事裁判で5,000万ドル(約50億円)の不法死亡訴訟を起こしていた。(1ドル100円計算)
ニックは弁護士を雇っていないらしく、2度にわたり出廷日に姿を見せなかったため、裁判官は反論しないことは自白したのと同じと考え、ニックに有罪を言い渡したという。賠償金がいくらになるかは今後、陪審員が決めるとのこと。支払えない場合はニックが所有している不動産や賃金の差し押さえもあるそうだ。
父親のボビーはInstagramに「ベイビーガール」「パパはいつでも味方だ」「ボビー・クリスティーナに正義を」などのハッシュタグをつけてボビー・クリスティーナさんと一緒の絵を投稿。声明では、娘の死の真相を知りたいと起こした訴訟で、その答えが出たことに満足していると言っている。(澤田理沙)