デジタル配信ドラマの生き残り競争、激化? Amazon「ハンド・オブ・ゴッド」打ち切り
ロン・パールマン主演のAmazonドラマ「ハンド・オブ・ゴッド」が来年配信予定の第2シーズンで終了すると The Hollywood Reporter が報じた。
同ドラマは精神破たんをきたした判事が、神の声を聞くようになり、私的制裁に乗り出すというドラマ。主役の判事にロンがふんし、妻のクリスタルをテレビドラマ「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」のダナ・デラニーが演じている。クリエイターはテレビドラマ「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」の脚本家ベン・ワトキンスで、映画『007/慰めの報酬』『ワールド・ウォー Z』のマーク・フォースター監督が初めて製作総指揮を務めるテレビドラマだった。
Amazon側は「来年配信される第2シーズンでストーリーを完結させます。皆さんにお届けするのが楽しみです」とコメント。AmazonはNetflix同様、視聴率を公開していないが、デジタルプラットフォームでドラマシリーズが早くに打ち切られるのは珍しいと言われている。先日もNetflixの「ブラッドライン」の終了が発表されており、今後はデジタル配信作でも生き残りが厳しくなっていくのかもしれない。(澤田理沙)