米倉主演「ドクターX」シリーズ史上最強の敵に泉ピン子
10月からスタートする米倉涼子の主演ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の第4シリーズで、シリーズ史上最強の敵役として、泉ピン子が出演することが発表された。米倉と泉は2005年のドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」に出演しているが、同じシーンで二人そろって芝居をするのは今回が初とのこと。
泉が演じる久保東子は、新シリーズの舞台となる「東帝大学病院」でかつては婦人科部長にまで上り詰めた女傑。ところが出世争いで蛭間重勝(西田敏行)に敗れ、渡米することに。そしてニューヨークで出会った大門未知子(米倉)の腕前にほれ込んで彼女を雇い、憎き蛭間がいる東帝大に副院長として再び足を踏み入れる。だが、未知子は思い通りに動かず、東子は未知子に対して激しい怒りを抱き始める。
「ドクターX」シリーズの根っからのファンで、撮影時にはセットの一部を自ら見学に行ったという泉。「この間、撮影で大門未知子がわたしに向かって『いたしません』って言ったの。『テレビと同じだ!』って、とにかくうれしくて!」と大はしゃぎする彼女だが、ファンゆえに本番ではかなり緊張してしまったそう。「『渡る世間は鬼ばかり』ではあんなに長いセリフを一発で言えるのに、今回は短いセリフでも不安で仕方なくて……普段なら当日でも頭に入るくらいのセリフ量なんですよ」と意外な一面を明かしていた。
一方、未知子役の米倉は泉との共演に、「泉ピン子さんは『渡る世間は鬼ばかり』やバラエティー番組での印象が強く、勝手に『怖い方なのかなぁ……』と思っていたんです」と告白。だが撮影を通してその印象はガラリと変わったようで、「ところが実際にお会いしてみたら、お話上手だし、本当に楽しい方で! 撮影初日から他愛もない話で盛り上がらせていただきました」と語っていた。(編集部・井本早紀)
ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第4シリーズは10月13日よりテレビ朝日系でスタート(毎週木曜・午後9:00~午後9:54に放送)