仲間由紀恵、宮部みゆき「楽園」ドラマ化主演!「模倣犯」9年後の物語
2002年にSMAPの中居正広主演で映画化され、今年中谷美紀主演でスペシャルドラマ化(テレビ東京)もされた宮部みゆきのベストセラー小説「模倣犯」の、9年後を描く「楽園」が仲間由紀恵主演で連ドラ化されることが決定した。宮部作品、そしてWOWOWドラマ初出演となる仲間は、「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、色々な謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています」とその魅力をアピールしている。
物語は、15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠してきた土井崎夫妻の事件が報道される中、編集プロダクションで働くライター・滋子(仲間)のもとに、ある主婦が訪ねてくるところから始まる。彼女は、12歳の息子に「他人の記憶が見える特殊能力があるかもしれない」と言い、彼が描いた1枚の絵を差し出す。それはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で少女が横たわる絵で、それが土井崎夫妻の事件に酷似していたことから、滋子は半信半疑で調査を引き受けることに。しかしそんな矢先、その少年が交通事故で死亡。一方、土井崎夫妻の次女は、弁護士から両親が縁を切ろうとしていると聞かされ、ある街では女子高校生が監禁されていた……。
脚本はNHKの連続テレビ小説「まれ」(2015)や「紙の月」(2014)などテレビドラマの脚本を多く手掛けてきた篠崎絵里子。少年の描いた1枚の絵がばらばらに思えた事件をつないでいく謎解きのスリルに加え、9年前に自身のルポが原因で一人の女性を死に追いやってしまったヒロイン・滋子がトラウマを克服していく成長ドラマも見ものだ。(編集部・石井百合子)
「連続ドラマW 楽園」は2017年1月スタート(全6話)毎週日曜夜10:00放送※第1話無料放送