隠されていた不正事実…『ナイトクローラー』監督の新作に進展
米俳優デンゼル・ワシントンが、『ナイトクローラー』のダン・ギルロイ監督の新作『インナー・シティ(原題) / Inner City』の出演の最終交渉に入ったとDeadlineが報じた。
以前にも出演交渉が報じられた米ソニー・ピクチャーズ製作、ギルロイが監督と脚本を手掛ける本作で、デンゼルにオファーされているのは主演の敏腕弁護士役。彼と共に法律事務所を営むパートナーが、突然心臓発作で死亡。経営者の立場を引き継ぐことになるが、経済的、社会的に困難な立場の人々に救済の手を差し伸べて来たはずの法律事務所に隠されていた、あるまじき不正事実に直面し、その解決を余儀なくされるというストーリー。
撮影は来年3月よりロサンゼルスにて開始予定。現在、デンゼル出演の最終交渉が行われているところだ。
デンゼルは、自らメガホンを取り主演も務める、1950年代のアメリカを舞台に人種問題を描いた『フェンシズ(原題) / Fences』の全米公開を12月に控えている。(鯨岡孝子)