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ぱるる、AKB48を年内で卒業!直筆メッセージで“塩対応”も卒業

卒業してもよかったら応援してください。島崎遥香
卒業してもよかったら応援してください。島崎遥香

 AKB48島崎遥香が3日、都内で行われた「バイトルNEXT」新CM発表会に出席し、年内で同グループを卒業することを発表した。島崎は同日、Twitterを通じて直筆メッセージも公開した。

【写真】ぱるるの卒業発表に目をうるませるゆいはん……

 一部報道機関でも卒業がうわさされるなど、今後の彼女の去就が注目されていたこの日。メンバーの渡辺麻友横山由依HKT48指原莉乃、AKB48選抜総選挙でおなじみのアナウンサー・徳光和夫が見守る中、島崎は同CMでの自身の「卒業します」というセリフにかけ、「わたし自身も年内をもってAKB48を卒業させていただくことにしました」と宣言。卒業公演は12月26日の秋葉原での劇場公演になるといい、「活動自体は年内いっぱいです」とコメントして唇をかみしめた。

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 島崎は2009年にAKB48に加入。“塩対応”の流行語を生むなどグループの中心的存在として活躍してきた。事前に本イベントで重大発表があるとも一部で報じられていたが、徳光に促される形で今回卒業を発表。「7年間やってきたので、話しだしたら思うことはたくさんあるんですけど、今日発表して、年内3か月、そこまではAKB48の一員としてアイドルとして全力で頑張りたい。卒業してもよかったら応援してください」と語った。徳光は彼女に向かって「(CMの内容に絡めて)アルバイトから正社員になるわけですから、これからも給料もバイトルという感じで頑張ってください」と声を掛けていた。

 卒業後の進路について島崎は「いくつか報道で女優になるっていう記事があったんですけど、ここで簡単に卒業して女優になるっていうほど実力もないし……なんだろうな。女優一本でいきますとは言えないんですけど、皆さんが応援してくださる限り、来た仕事は(何でも)前向きに受けていきたい」と発言。

 しかし一つだけ願望があるといい、「夢だったことがあって、それはジブリの声優をやりたいということ」と話した島崎。指原は「わたし、ジブリの人じゃないですけど、はるちゃんならなれると思います」とエール。渡辺も「いつかかなうんじゃないですか」と背中を押していた。

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 一方で島崎と同期の横山は島崎の発表に、「言葉が見つからない」と涙声。「わたしは横浜スタジアムで(島崎から)卒業を相談されたことがあって、一回泣いてとめたことがあるんです」と明かすと、「それから時間が経って卒業するって決めたということは、強い思いが芽生えたんだと思います。卒業してもぱるるが何らかの形で活動を続けてくれることがメンバーの励みになると思います」としみじみ。途中、島崎に慰められる場面もあった。

島崎遥香の直筆メッセージ - 画像はTwitterのスクリーンショット

 イベントではAKB48がイメージキャラクターを務め、島崎が主演する「バイトル」のCM「(バイト)卒業前」篇と「バイトルNEXT」新CM「NEXTステージ」篇が公開(10月4日より全国で放送)された。また、島崎の会見の様子も「バイトル」LINE公式アカウントや、新宿アルタ、会見の行われた秋葉原UDXなど全国の街頭ビジョンで生中継。島崎の目に涙はなかったが、発表後の彼女は感慨深げな表情を浮かべていた。彼女がTwitterで公開した直筆メッセージには「アイドルとしての活動は約3か月と残り僅かではありますが、ファンの皆様をはじめ芸能関係者の皆様、宜しければ卒業後も応援の程、よろしくお願いいたします」と“塩対応”などではない、彼女の思いが真摯(しんし)につづられていた。(取材・文:名鹿祥史)

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