伝説の歌手ジャニス・ジョプリン、伝記映画にミシェル・ウィリアムズ?
映画『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』で2年連続アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた演技派女優ミシェル・ウィリアムズが、伝説の歌手ジャニス・ジョプリンさんの伝記映画『ジャニス(原題) / Janis』への初期の出演交渉に入ったとDeadlineほか複数のメディアが報じている。
本作は、ジャニスさんの妹ローラ・ジョプリンが執筆した書籍「ジャニス・ジョプリンからの手紙」を基に映画化する予定の作品で、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンがメガホンを取る。当初ニーナ・アリアンダが主演する予定だったが降板したようで、新たにミシェルに白羽の矢が立ったようだ。
「ジャニス・ジョプリンからの手紙」はヘロインの過剰摂取で亡くなる前にジャニスさんがテキサスの家族に宛てた未公開の手紙と、実の妹ローラがジャニスさんの真実を明かしたもので、この本によって同名タイトルのミュージカルが製作され、さらにドキュメンタリー映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』にもこの本のことが描かれていた。
ちなみに別の作品で一時期、エイミー・アダムス主演、ジャン=マルク・ヴァレ監督でジャニスさんの伝記映画が制作される予定だったが、映画化権の問題で法廷で争い期限も切れたようで、企画倒れになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)