藤原竜也、夜神月が復活!『デスノート』続編で10年ぶり
俳優の藤原竜也(34)が映画『DEATH NOTE デスノート』の続編『デスノート Light up the NEW world』で、前作以来10年ぶりに夜神月を演じることが明らかになった。藤原は「10年経って、自分がこうして参加できるとは思っていなかったので、非常に楽しく演じさせていただきました」と喜びを語った。
月(藤原)とL(松山ケンイチ)の死闘から10年、新たに6冊のデスノートが落とされ大混乱に陥った世界をオリジナルストーリーで描く本作。デスノート対策本部特別チームの捜査官・三島創を東出昌大、Lの遺伝子を引き継ぐ世界的名探偵・竜崎を池松壮亮、二人を翻弄するサイバーテロリスト・紫苑優輝を菅田将暉が演じるほか、前作に引き続き松山がL、戸田恵梨香が弥海砂にふんする。
“キラ”こと月は、名前を書いた人を死なせることができる死神のノート=デスノートを使って犯罪者を殺し、自らの理想の世界を作り上げようとした人物。藤原にとっても『デスノート』は大きな存在だといい、「海外に行っても国境を超えて世界中の人たちが観てくださり、ひとり歩きして多くの人たちに受け入れていただいた作品です」とコメント。
また「10年前、松山ケンイチくんともこの作品で携わらせていただき、23歳という非常に良い年齢の時に贅沢な作品と出会えたと思っています」と振り返り、原作にはないオリジナルストーリーとなる本作についても「今回、新たなキャストの人たちと新たな物語で展開していくということは非常に面白いことだなと思いました」と明かした。
ファンにとってはあの月がどのように登場するのかも気になるところだが、シリーズを手掛ける佐藤貴博プロデューサーは「10年ぶりの新作プロジェクトの企画を開始する前に竜也くんには趣旨を説明したのですが、その時に『俺もまた夜神月やりたいなあ』とつぶやいたのを聞き逃さず、何とかして『月の復活』を実現させるべく試行錯誤を繰り返し、“衝撃の復活”に辿り着くことが出来ました」と説明。
さらに「デスノートのルールは変更していません。では、どうして“キラ”が再び降臨するのか? ぜひ劇場で目撃いただければと思います。藤原竜也が再び演じる意味を十二分に込められたと思います」と自信をのぞかせ、「先週、松山ケンイチが再びLを演じたことも発表しましたので、10年を経て新作映画でも、月=藤原竜也とL=松山ケンイチの揃い踏みが実現しました。二人の天才の逆襲をお楽しみに!」と期待をあおった。
併せて公開されたテレビスポットでは「すべてを君に託す。キラとして生きろ」と誰かに向かって語る月の映像が。これは本作のため新たに撮影されたものだというが、10年の時を感じさせない藤原の姿に驚く。(編集部・中山雄一朗)
映画『デスノート Light up the NEW world』は10月29日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開