菅田将暉、ジャニーズWEST重岡のド関西人ぶりにツッコミ「オバハンかっ!」
俳優の菅田将暉と重岡大毅(ジャニーズWEST)が18日、都内で行われた映画『溺れるナイフ』(11月5日全国公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇、共に大阪出身の二人は、漫才コンビのような絶妙な掛け合いで会場を沸かせた。
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小松菜奈、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督も来場したこの日のイベント。重岡が、山戸監督のコメントにいちいち合いの手を入れて盛り上げる姿を見た菅田は「そこ、いちいち止めな」と注意すると、自分に対してもハイテンションで向かってくる重岡に「関西人同士やからって、うわ~来んといて」と苦い顔。それを受けて重岡は「泣きそう。距離作られました」と肩を落とすなど、そのやり取りは仲の良いコンビ芸人のようだ。
互いに初共演ということで菅田は、重岡の第1印象を「ほんまにようしゃべるんですわ。まだこんな“ド関西人”生きてたんやっていう感じ。会って1分も経たないうちに『お前、オバハンかっ!』ってツッコんだ気がします」と述懐。さらに、あまりにコミュニケーション能力が高い重岡が「現場の太陽」と呼ばれていたことも明かした。
一方の重岡は、「(菅田は)めっちゃ寡黙な人だと思っていたんです。センスにあふれてるやん!」と投げかけるが、菅田から「バカにしてるやろ」とツッコまれると、「ごめんなさい」と平謝り。その後、「『菅田くんが重岡くんとの距離を縮めたいと言っていた』という話をスタッフから聞いて、面接させられると思ってメチャメチャ緊張した」と告白したが、実際に話すと地元の友達のような感覚を持ったそうで、「いい奴です」と笑みをこぼした。
本作は、ジョージ朝倉の伝説的少女コミックの映画化。引っ越した田舎町で退屈に暮らす人気モデルの夏芽(小松)と、自由で傍若無人なクラスメイト・コウ(菅田)を主人公に、気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた純愛ストーリー。菅田は、撮影当時22歳にして中学時代のコウを演じるため過酷なダイエットに挑んだり、台風直前の荒れた海に服を着て飛び込んだり、撮影には苦労を伴ったことを打ち明けると、「必死に作りました。代表作だと思っています」と胸を張ってアピールした。(取材/錦怜那)