マリファナ・コカイン…米薬物の闇サイト所有者を映画化 コーエン兄弟が脚本
映画『ファーゴ』『ノーカントリー』などでメガホンを取り、近年は『不屈の男 アンブロークン』『ブリッジ・オブ・スパイ』などで脚本も手掛けているジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、米国での薬物の不正販売闇市を経営していたサイト「シルクロード」の所有者、ロス・ウィリアム・ウルブリヒトを題材にした映画『ダーク・ウェブ(原題) / Dark Web』の脚本を担当するとGuardianが報じている。
ジョシュア・ベアがワイヤード・マガジンに寄稿した記事を基に映画化する予定で、一度は『ミスティック・リバー』『シャッター アイランド』などの原作者デニス・ルヘインが脚色したが、その脚本をコーエン兄弟が改稿することになったようだ。
ウルブリヒトは、闇サイト「シルクロード」を通してマリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなどの薬物を販売し、さらに海賊版コンテンツ、盗まれたアカウント、クレジットカード情報も販売していたが、連邦捜査局にサーバーを押収・逮捕され、裁判所に無期懲役を言い渡されている。
今のところ監督は決まっていない。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)