『インディ・ジョーンズ』最新作、ルーカスは原案を担当せず!
映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの原案をこれまで担当してきたジョージ・ルーカスが、最新作となる第5弾では原案を手掛けていないことが明らかになった。前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に引き続き、脚本を担当するデヴィッド・コープがColliderのインタビューで語った。
スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演で、考古学者インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界を駆け巡る冒険を描いたシリーズの11年ぶり最新作となる本作。1作目から原案・製作総指揮を務めてきたルーカスが本作に携わるのかどうかについて、スピルバーグ監督は今年6月に「ジョージ・ルーカス抜きで『インディ・ジョーンズ』の映画を作ることなんてしない。そんなことはありえないよ」と断言。製作総指揮として参加することは明かされたものの、原案も手掛けるのかは定かではなかった。
そして、前作ではルーカスによる原案をベースに脚本を執筆したコープだったが、新作について問われると「僕の知る限り、ルーカスは関わっていないよ。彼と連絡も取っていない」とルーカスが関与していないことを伝えた。また、本シリーズで主人公のインディは、旧約聖書に登場するアークや、聖なる石サンカラ・ストーン、キリストの聖杯にクリスタル・スカルと、さまざまな秘宝を捜し求めてきた。その秘宝こそがストーリーを展開させる重要な小道具(マクガフィン)であり、物語の良し悪しを決めると言っても過言ではないとコープは指摘しつつ、「だから、最高の『インディ・ジョーンズ』映画を作るために、とても慎重にその秘宝と時代を選んでいるんだ」と語っていた。本作の全米公開は2019年7月19日を予定している。(編集部・石神恵美子)