エル・ファニング壮絶イメチェンの衝撃作、来年1月公開 レフン監督の来日も決定
ディズニー映画『マレフィセント』でオーロラ姫を演じたエル・ファニングが、一転してファッションモデル業界でしたたかにのし上がっていく少女を演じる映画『ネオン・デーモン』が2017年1月に公開されることが決定し、監督のニコラス・ウィンディング・レフンが本作のプロモーションのため今年11月、3年ぶりに来日する。
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ヒロインは、トップモデルになる夢を叶えるために田舎町からロスにやって来た16歳の少女ジェシー。予告編ではエージェントから「あなたには何かがある。必ず売れるわ」と将来を見込まれ、「新人は撮らない」はずの一流カメラマンの心をとらえ、希望に胸をときめかせていたジェシーが、ライバルたちに攻撃されるさまが赤裸々に映し出される。
か弱かった少女が頂点に立つために「やわじゃない」と反撃し、ダークサイドをのぞかせていくさまは衝撃的だ。女同士の殴り合いのケンカ、キアヌ・リーヴス演じる男に口の中にナイフを突き立てられたり、血まみれで横たわる様子などショッキングな描写が連打されるが、そんなきらびやかなファッション業界のどす黒い内幕が、恐ろしくも美しく見えるのが不思議だ。
アルマーニ、サンローランなど名だたるハイブランドがこぞって衣装協力し、『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』など残酷&スタイリッシュな映像を得意としてきたレフンの美学がさえわたる世界観に期待が高まる。(編集部・石井百合子)
映画『ネオン・デーモン』は2017年1月よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開