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去勢されそうになる犬の運命…鬼才ソロンズの新作ブラックコメディー、来年公開!

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どことなく冷たい視線をおくるダックスフント
どことなく冷たい視線をおくるダックスフント - (C)2015WHIFFLE BALLER,LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『ハピネス』『ストーリーテリング』などで、タブーに触れながら人生のバカバカしさをブラックユーモアたっぷりに描いてきた鬼才トッド・ソロンズ監督の新作『トッド・ソロンズの子犬物語』(原題:Wiener-Dog)が、2017年1月14日より日本公開されることが明らかになった。

こんなにキュートなダックスフントが…【場面写真】

 本作は、アメリカ中をあちこちさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その次々と変わる飼い主たちの人生を、ソロンズ流の強烈な描写で切り取ったブラックコメディー。去勢されそうになる子犬をかばう息子をひどい作り話で説得しようとする母親、学生にバカにされている映画学校の講師兼売れない脚本家、偏屈なおばあさんといったクセの強いキャラクターたちに加え、なんとソロンズ監督のデビュー作『ウェルカム・ドールハウス』の主人公ドーン・ウィーナーも登場する。

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 そんな強烈キャラクターにふんし、ブラックなセリフを発するのは、『ビフォア』シリーズで知られるジュリー・デルピー(息子を言いくるめる母親役)、『L.A.コンフィデンシャル』のダニー・デヴィート(講師兼脚本家役)、『アリスの恋』などのオスカー女優エレン・バースティン(おばあさん役)、『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ(ドーン・ウィーナー役)といった実力派たち。可愛いダックスフントの飼い主になる人々の人でなしっぷりに期待が高まるとともに、ダックスフントのたどる運命も気になるばかり。(編集部・石神恵美子)

映画『トッド・ソロンズの子犬物語』は2017年1月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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